こんにちは今回は血圧について。診察中に患者さんから、「夜の血圧の方朝の血圧より高いんですけど?」のような質問されることがよくあります。実際はどうなのでしょうか?血圧日内リズムが正常であれば、夜間血圧は昼間の覚醒時に比較して10〜20%低下します。この正常型をdipperと呼びます。夜間の血圧低下が少ない型(夜間血圧降下度0〜10%)をnon-dipper、夜間に血圧上昇を示す型をriserといいます。non-dipperやriserでは脳、心臓、腎臓の臓器障害が強く、脳新血管死亡のリスクが高いとされています。血圧は交感神経、レニンーアンギオテンシン系などのホルモン、食塩、ストレスなど多くの要因で変動します。日によって、または気候や季節によっても変動します。血圧値が常に一定というこはありません。大切なことは、血圧が上下した当日や前日にどのようなことがあったか、どういう心理状態であったかなど、些細なことでも構わないので血圧手帳に記入することです。そして、ひとつひとつの測定値に一喜一憂せず、高くても、低くてもきちんと血圧値を記録することが大切です。参照:高血圧診療ガイド2020 文光堂その他下記の記事もご参照ください!●血圧測定は手首で?腕で?https://www.adachi-ichou.com/blog/408.html●家での血圧の測り方https://www.adachi-ichou.com/blog/410.html==============================院長 飯田 修史足立外科胃腸内科医院【外科・胃腸内科・内科・皮膚科】【五反野、青井のクリニック】東京都足立区青井2−24−8 03−3880−1191 かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。https://www.adachi-ichou.com/https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo==============================
今回は血圧について。
診察中に患者さんから、
「夜の血圧の方朝の血圧より高いんですけど?」
のような質問されることがよくあります。
実際はどうなのでしょうか?
血圧日内リズムが正常であれば、夜間血圧は昼間の覚醒時に比較して10〜20%低下します。
この正常型をdipperと呼びます。
夜間の血圧低下が少ない型(夜間血圧降下度0〜10%)をnon-dipper、
夜間に血圧上昇を示す型をriserといいます。
non-dipperやriserでは脳、心臓、腎臓の臓器障害が強く、脳新血管死亡のリスクが高いとされています。
血圧は交感神経、レニンーアンギオテンシン系などのホルモン、食塩、ストレスなど多くの要因で変動します。
大切なことは、血圧が上下した当日や前日にどのようなことがあったか、どういう心理状態であったかなど、些細なことでも構わないので血圧手帳に記入することです。
参照:高血圧診療ガイド2020 文光堂
院長 飯田 修史
足立外科胃腸内科医院
【外科・胃腸内科・内科・皮膚科】
【五反野、青井のクリニック】
東京都足立区青井2−24−8
03−3880−1191
かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。
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