足立外科胃腸内科医院|外科、胃腸内科、内科

足立胃腸科外科

オンライン診療はどうなっていくのか

こんにちは

今回はオンライン診療はどうなっていくのかというお話しです。

「オンライン診療」とGoogleで検索すると色々な会社がオンライン診療アプリやシステムを出しており、まだまだ業界標準は定まっていない状態です。

先日ブログで
「オンライン診療の研修e-learningを受けました」
という内容の記事を書きました。
https://www.adachi-ichou.com/blog/360.html

通常時では、初診は医療機関で対面診療を受る必要があります。
対面診療後、医師が利用可能と判断した場合のみ、対面診療とオンライン診療とを組み合わせて診療を受けることができるようになります。

しかしながら新型コロナ感染症が急激に拡大している状況の中で、非常時の対応として時限的・特例的に4月10日より電話・オンライン診療による初診が解禁されました。
このきっかけとなった4月7日の規制改革推進会議の提言書「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際してのオンライン技術の活用について」では、「時限措置は感染が収束するまでの間とし、原則として3カ月ごとに状況を見ながら改善のために検証を行う」
とされていました。

3カ月が過ぎましたが、電話・オンライン診療の時限措置は今後どう見直されていくのでしょうか?


電話・オンライン診療の手順は大まかに下記のようになります。

1.診療内容の確認
受診しようと考えている医療機関が電話・オンライン診療を行っているか確認します。
 
2.事前の予約
(電話の場合)
電話の場合は、医療機関に電話し、保険証などの情報を医療機関に伝えたうえで予約します。
 
(オンライン診療の場合)
オンライン診療の場合は、医療機関によって予約方法は異なります。
(これは導入しているシステムやアプリの差異や医療機関の運用方法が異なるためです。)
 
(支払方法の確認)
予約の際に合わせて支払方法についても確認します。
 
3.診療
(診療開始)
医療機関側から着信があるが、オンラインで接続され、診療が開始します。
 
(本人確認後、症状説明)
まずは、受診を希望されているご本人であることを確認するために、求められた個人情報を伝えた後に、症状等を説明します。
電話やオンラインによる診療では診断や処方が困難な場合があることに注意が必要です。
 
4.診療後
(医療機関への来訪を推奨されたら)
医療機関に来訪して受診するよう推奨された場合は、必ず医療機関に直接かかるようにしてください。
 
(薬の処方を受けた場合)
薬が処方され、薬の配送を希望する場合は、薬を出してもらう最寄りの薬局を医療機関に伝えたうえで、診察後、薬局に連絡してください。
電話やオンラインによる服薬指導を受けられ、その後、薬が配送されます(薬局に来訪されて服薬指導を受ける必要がある場合もあります。) 


オンライン診療は患者さんの利便性向上の一助になります。
診療の質を担保できると判断すれば、積極的に取り組みたいと考えています。

当院では当面オンライン診療を導入する予定はありませんが、動向には常に目を光らせています。


電話・オンラインによる診療についてのパンフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/000621951.pdf


【参照】
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00010.html

院長 飯田 修史
https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo

足立外科胃腸内科医院(外科・胃腸内科・内科・皮膚科)
【五反野、青井のクリニック】

かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。

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