COVID19とは?こんにちは新型コロナウイルスとともによく見聞きするCOVID19とはなんでしょうか?今更ですが簡単に解説します。COronaVIrus Disease-2019の略で、2019年に初めて検出されたコロナウイルスによる感染症のことで、原因病原体はSARS-CoV-2です。「コロナ」、つまりギリシア語で「冠」のような形をしたたんぱく質の「スパイク」を持っているためこのような名前がついています。コロナウイルスには多くの種類がありますが、ヒトに感染するのは7種類のみです。うち4種類は、かぜなどの軽い病気を引き起こし、感冒の原因の10−15%を占める病原体として知られていました。残りの3種類はより深刻な症状をもたらすもので、2020年中国・広東省に端を発したSARS(重症急性呼吸器症候群)、2012年にアラビア半島で報告されたMERS(中東呼吸器症候群)、そして今回の新型コロナウイルス感染症となります。【症状】他のコロナウイルスによる病気と同様、新型コロナウイルス感染症は主に肺炎のような呼吸器系の症状を引き起こします。ウイルスの主な感染部位によって上気道炎、気管支炎、および肺炎を発症します。感染した全員が発症するわけではなく、無症状で経過してウイルスが排除される例も存在します。潜伏期は約5日で最長14日程度とされています。長く続く発熱、咳、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などが比較的多くみられ、発症初期では一般的な風邪やインフルエンザと見分けることは困難です。新型コロナウイルス感染症に得意的な症状や所見はありません。臨床的に重要なのは肺炎の有無を確認することであり、疑わしい場合は胸部X線、あるいは胸部CT検査を行う必要があります。重症化しやすい要因として高血圧などの循環器疾患、糖尿病、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患、がん、各種免疫不全、人工透析などがあります。【診断方法】ウイルスがいるかどうかの診断はPCR法など拡散増幅法が用いられます。上気道由来の検体では偽陰性となる事例が報告されており、初回PCRが陰性であったとしても臨床的に新型コロナウイルスによる感染症が否定できない場合には感染対策の解除には慎重になるべきです。【治療・予防】現在、新型コロナウイルス感染症に対して有効性が証明された治療法はありません。現時点における治療の基本は対症療法です。細菌性肺炎の合併が考えられる場合は抗菌薬の投与が必要となります。肺炎が重篤化するようであれば輸液、酸素投与、昇圧剤等の全身管理の他に対外式膜型人工肺(ECMO: extra-corporeal membrane oxygenation)の適応となる場合もあります。感染対策上重要なのは関エチケットを含む標準予防の徹底です。飛沫感染、接触感染などにより感染しますので、基本的に誰もがこのウイルスを保有している可能性があることを考慮して行動する必要があります。コロナウイルスはエンベロープを有するため、擦式アルコール手指消毒薬が有効です。不要不急の外出は控える、3密を避けるを徹底しましょう。●次の症状があり、新型コロナウイルス感染症を疑われる方は「新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口」もしくは「帰国者・接触者電話相談センター」にご相談ください。厚生労働省も電話相談窓口を開設しています。・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されます。必ず、「帰国者・接触者相談センター」から受診を勧められた医療機関を受診してください。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。また、複数の医療機関を受診することはお控えください。●新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口(電話番号)03-5320-4509 (対応時間)9時から21時まで(土、日、休日を含む)(対応内容)感染の予防に関することや、心配な症状が出た時の対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談 ※新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応しています。●「帰国者・接触者電話相談センター」(設置機関)足立保健所(電話番号)03-3880-5747(受付時間)平日8:30~17:15(設置機関):都・特別区・八王子市・町田市 合同電話相談センター(電話番号)03-5320-4592(受付時間)平日:17時から翌9時まで、土日祝日:終日●厚生労働省の電話相談窓口(電話番号)0120-565653(フリーダイヤル)(受付時間)9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。当院では、新型コロナウイルスの検査、診断、治療はおこなっておりません。 ご来院いただいても、検査や診断をすることはできませんのでご了承ください。ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 院長 飯田 修史https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo足立外科胃腸内科医院(外科・胃腸内科・内科・皮膚科)https://www.adachi-ichou.com/【五反野、青井のクリニック】かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。東京都足立区青井2−24−8 03−3880−1191
こんにちは
新型コロナウイルスとともによく見聞きするCOVID19とはなんでしょうか?
今更ですが簡単に解説します。
COronaVIrus Disease-2019の略で、
2019年に初めて検出されたコロナウイルスによる感染症のことで、原因病原体はSARS-CoV-2です。
「コロナ」、つまりギリシア語で「冠」のような形をしたたんぱく質の「スパイク」を持っているためこのような名前がついています。
コロナウイルスには多くの種類がありますが、ヒトに感染するのは7種類のみです。
うち4種類は、かぜなどの軽い病気を引き起こし、感冒の原因の10−15%を占める病原体として知られていました。
残りの3種類はより深刻な症状をもたらすもので、2020年中国・広東省に端を発したSARS(重症急性呼吸器症候群)、2012年にアラビア半島で報告されたMERS(中東呼吸器症候群)、そして今回の新型コロナウイルス感染症となります。
【症状】
ウイルスの主な感染部位によって上気道炎、気管支炎、および肺炎を発症します。
感染した全員が発症するわけではなく、無症状で経過してウイルスが排除される例も存在します。
潜伏期は約5日で最長14日程度とされています。
長く続く発熱、咳、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などが比較的多くみられ、発症初期では一般的な風邪やインフルエンザと見分けることは困難です。新型コロナウイルス感染症に得意的な症状や所見はありません。
臨床的に重要なのは肺炎の有無を確認することであり、疑わしい場合は胸部X線、あるいは胸部CT検査を行う必要があります。
重症化しやすい要因として高血圧などの循環器疾患、糖尿病、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患、がん、各種免疫不全、人工透析などがあります。
【診断方法】
ウイルスがいるかどうかの診断はPCR法など拡散増幅法が用いられます。
上気道由来の検体では偽陰性となる事例が報告されており、初回PCRが陰性であったとしても臨床的に新型コロナウイルスによる感染症が否定できない場合には感染対策の解除には慎重になるべきです。
【治療・予防】
現在、新型コロナウイルス感染症に対して有効性が証明された治療法はありません。
現時点における治療の基本は対症療法です。細菌性肺炎の合併が考えられる場合は抗菌薬の投与が必要となります。肺炎が重篤化するようであれば輸液、酸素投与、昇圧剤等の全身管理の他に対外式膜型人工肺(ECMO: extra-corporeal membrane oxygenation)の適応となる場合もあります。
感染対策上重要なのは関エチケットを含む標準予防の徹底です。飛沫感染、接触感染などにより感染しますので、基本的に誰もがこのウイルスを保有している可能性があることを考慮して行動する必要があります。
コロナウイルスはエンベロープを有するため、擦式アルコール手指消毒薬が有効です。
不要不急の外出は控える、3密を避けるを徹底しましょう。
●次の症状があり、新型コロナウイルス感染症を疑われる方は
厚生労働省も電話相談窓口を開設しています。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されます。
必ず、「帰国者・接触者相談センター」から受診を勧められた医療機関を受診してください。
マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
また、複数の医療機関を受診することはお控えください。
●新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口
(電話番号)03-5320-4509
(対応時間)9時から21時まで(土、日、休日を含む)
(対応内容)感染の予防に関することや、心配な症状が出た時の対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談
※新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応しています。
●「帰国者・接触者電話相談センター」
(設置機関)足立保健所
(電話番号)03-3880-5747
(受付時間)平日8:30~17:15
(設置機関):都・特別区・八王子市・町田市 合同電話相談センター
(電話番号)03-5320-4592
(受付時間)平日:17時から翌9時まで、土日祝日:終日
●厚生労働省の電話相談窓口
(電話番号)0120-565653(フリーダイヤル)
(受付時間)9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) の 徹底 をお願いします。
当院では、新型コロナウイルスの検査、診断、治療はおこなっておりません。
ご来院いただいても、検査や診断をすることはできませんのでご了承ください。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
院長 飯田 修史
https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo
足立外科胃腸内科医院(外科・胃腸内科・内科・皮膚科)
https://www.adachi-ichou.com/
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かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。
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