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足立胃腸科外科

収束?終息? 新型コロナウイルス感染症の「しゅうそく」について

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。
一体いつ感染は「しゅうそく」するのでしょうか??

「しゅうそく」には「終息」、「収束」、「集束」などの漢字があてられますが、
新型コロナウイルス感染症の感染が「しゅうそく」するという場合はどの漢字を選べば良いのでしょうか?


いくつか辞書やネットの情報をあたって整理してみると、

終息:
すっかり終わること。絶えること。やむこと。終結すること。
「終」は文字どおり「終わる」という意味で、「息」という漢字にも「止む」という意味があります。似た意味の漢字を2つ重ね合わせて「完全に終わる」という意味を表す。

収束:
おさまりがつくこと。しめくくりをつけること。収拾。
「(状況・事態などが)ある一定の状態に落ち着く」という意味を表す。

ということがわかりました。

つまり、
新型コロナウイルス感染症の「完全制圧」の場合には「終息」、
新型コロナウイルス感染症に関する(社会的)状況などがかなり落ち着き、ほぼ事態が収まってきた場合には「収束」、
を用いれば良いようです。

令和2年4月10日付厚生労働省医政局医事課、医薬・生活衛生局総務課事務連絡、
「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱いについて」のなかにQ&Aがあり、

Q1.
「事務連絡による時限的・特例的な取り扱いは新型コロナ感染症の感染が収束するまでの間とされているが、具体的にはどのような状態を収束と呼ぶのか。」

という文がありました。
ここでは「収束」が使われていました。

そして具体的にどのような状態を「収束」と呼ぶのかについては、

A1.
「新型コロナウイルス感染症の感染の収束の定義については、今後専門家も交えて議論が必要あるが、事務連絡による時限的・特例的な取り扱いの趣旨を踏まえると、院内感染のリスクが低減され、患者が安心して医療機関の外来を受診できる頃が想定される。」

とされていました。

現在は「終息」ではなく「収束」を目指すフェーズのようです。

院内感染のリスクが低減され、患者さんが安心して医療機関の外来を受診できるようになった時が「収束」です。

1日も早く新型コロナウイルス感染症の感染が「収束」し、やがて「終息」に向かうことを願っています。


当院では患者さん並びに当院職員の安心、安全、健康を第一に考え、
下記の取り組みを行っております。
https://www.adachi-ichou.com/news/353.html

・職員の検温、マスク、ゴーグルの着用、手指消毒の徹底
・クリニック内の換気(換気を優先するため、院内が快適な室温に調節できない場合があります。)
・環境消毒
手すり、ソファ、受付回り、トイレの便座、水栓ハンドルなどの患者さんの高頻度接触部位の他、聴診器、体温計、血圧計などの機材をアルコールや抗ウイルス作用のある消毒剤含有クロスもしくは0.05%次亜塩素酸ナトリウムを含んんだペーパーで都度消毒するようにしています。

感染リスクをゼロにすることは困難ですが、少しでも患者さんが安心して来院できるよう日々気をつけながら診療にあたっています。

当院では、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症に関しまして、厚生労働省、および東京都のホームページから常に最新の情報を入手し、これらの機関や日本感染症学会からの情報・各種ガイドラインに従っております。 


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院長 飯田 修史

足立外科胃腸内科医院
【外科・胃腸内科・内科・皮膚科】
【五反野、青井のクリニック】

東京都足立区青井2−24−8
03−3880−1191

かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。
https://www.adachi-ichou.com/
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