足立外科胃腸内科医院|外科、胃腸内科、内科

足立胃腸科外科

AGA(男性型脱毛症)

AGAってなに?

Androgenic Alopeciaの略で、男性型脱毛症の意味です。思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症で、大きく分けて3つのタイプがあります。
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  1. 前頭部(額の生え際)から進行する、いわゆる「M型」の薄毛
  2. 前頭部がM型ではなく、全体的に後退する薄毛
  3. 頭頂部のつむじまわりから進行する「O型」の薄毛
いずれのタイプも進行性であり、放っておくと細くて短い毛が多くなり、全体としてうす毛が目立つようになります。AGAは前頭部や頭頂部など限定した場所で起こる抜け毛やうす毛であり、ほかの脱毛症とは異なります。

日本人男性の場合には20 歳代後半から 30 歳代にかけて著明となり、徐々に進行して 40 歳代以後に完成されるとされています。25年前のデータですが、日本人男性のAGA発症頻度は全年齢平均で約30%と報告されており、この発症頻度は現在もほぼ同程度であり,20 代で約10%、30代で20%、40代で 30%、50代以降で40 数%と年齢とともに高くなります。

どうしてなるの?

一般的に遺伝や男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が主な原因と考えられています。 DHTが毛母細胞の増殖を抑制し、ヘアサイクル(毛周期:髪が生えてから抜け落ちて再び生えてくるまでの周期)の「成長期」を短くすることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。その結果細く短い髪の毛が多くなり全体としてうす毛が目立つようになります。

どんな治療があるの?

足立外科胃腸内科医院
当院はエビデンスに基づく安全な治療を重要視しているため、「フィナステリド1mg」と「ザガーロ(デュタステリド)」を採用しております。

「フィナステリド」と「ザガーロ」は日本皮膚科学会が発表した「男性型および女性型脱毛診療ガイドライン2017年版」で推奨度A(行うよう強く勧める)とされている治療法です。その他、推奨度Aの治療法としてはミノキシジル外用があり、ミノキシジルの内服に関しては推奨度D(行うべきではない)とされています。

「フィナステリド」や「ザガーロ」はテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変換するII 型 5-α 還元酵素の働きを阻害し、AGAの原因物質であるDHTの産生を抑え、抜け毛の進行を抑えます。「ザガーロ」の方が「フィナステリド」よりも優れた効果を示すと一般的にはされています。

薬は「少なくとも6カ月程度は内服を継続し効果を確認すべきである」とガイドラインに明記されています。なお、「内服を中止すると効果は消失する」とも書かれています。

このような方はお気軽にご相談ください

AGA(男性型脱毛症)
  • 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと心配だ。
  • 抜け毛が気になる。
  • 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきた。
  • 額(ひたい)の生え際が後退してきた。
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
  • 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。

料金(保険適応外、自費となります)

初診料:2,000円
再診料:1,000円

フィナステリド1mg 28錠 4,750円(税込)
ザガーロ 30錠 9,000円(税込)

診察後、治療薬の説明をしてお薬のお渡しとなります。在庫がない場合がありますので、希望の方はあらかじめお電話いただければ在庫を確保いたします。
お問合せはTEL: 03-3880-1191
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